研究室紹介

》どんな研究してるの?
 研究テーマは自らが自発的に行うものなので、皆さんの興味と今後の進路などを充分に話し合った上で決めます(テーマの素材として提供できるものを以下に紹介します。具体的なテーマを知りたい方は、どうぞ気軽に来室し尋ねてください)。
 生体物質化学研究室では、海洋生物資源を幅広く有効利用するための様々な研究を行っています。
水産未利用および廃棄物の新規機能性食品素材への応用、魚介類の生理活性、フグの毒化メカニズムと解毒機構の解明、フグ毒結合タンパク質の構造と機能、マリントキシンの検査法の開発について主に長島が、ヒトデの生理活性物質、水産物のDNAバーコードの開発、沖縄県産長寿食の機能成分、食品添加物としての新規天然着色料の技術開発、魚貝類および加工食品中のアレルゲン物質検出キットの開発、魚貝類アレルギー応答分子マーカーの探索と診断への応用、水圏生物の複合糖鎖の性状と機能については主に石崎が中心となって指導しています。 海洋生物にはおもしろい生体物質や機能をもつものがたくさんありますので、研究したいことがあればご相談ください。 アイデア、材料、設備さえあれば積極果敢にトライしましょう。 最近の研究内容が3号館3階304号室付近にパネルで紹介されていますので、是非一度見てください。 そして、興味あるものがありましたら、3号館309室(長島)、302室(石崎)、318室(学生オフィス)へGo!

》配属にあたっての条件と方針
研究室訪問期間中に一度は長島(3号館309室)あるいは石崎(3号館302室)を訪問してください。 突然の訪問でも構いませんが、不在の場合がありますので、予めメールで長島(yujicd@kaiyodai.ac.jp)、石崎(ishizak@kaiyodai.ac.jp)に連絡すれば確実です。 気軽に来室して、どしどし質問し、あなたがどんなことに興味をもっているのか聞かせて下さい。
②生体物質化学研究室の一員になるための資格は、好奇心をもっていることです。 これに行動力と、それを支える体力があれば申し分ありませんが、どれか1つあればあなたは立派な“有資格者”です。
それ以外に望むことは、研究と実験が好きなこと。さらに欲を言えば、この研究室で大学院に進学し、バリバリ研究したい、という殊勝な心がけをもっていると感動的ですね。(ちょっと欲張りすぎました)
③配属決定ですが、4年生になっても卒業単位取得のため、毎日授業ばかりの方は困ります。 研究室に配属されると、一日のほとんどを研究室で過ごすことになるので、楽しく快適な研究生活が送れるよう協力しあうことが大切です。 ルーズな生活を送っている人、ジコチューな人、アキッポイ人は困ります。

》受け入れ可能人数を超えた場合
① まず、当事者間で話しあってください。 
② 教員に選択権が委ねられた場合には、面接をした上で決定しますが、これからの熱意・やる気を重視します。

》卒論着手不可の学生の処遇
研究室への配属決定は取り消し。次年度のお越しをお待ちしています。

》就職活動に対する配慮
 就職は一生を左右する重要な分岐点ですし、就職活動を通して学ぶこと、得ることもたくさんありますので、進路をじっくり考え、目標を定め、充分な準備をした上で、積極的に挑んでください。就職活動は集中的、精力的に行うのがベストです。そのための時間は考慮しますし、応援します。